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- カカポをめぐるマルチトーク
どこにでも家形のプライベート空間を作れる、お泊まりハウスキットが登場してから何年か経ち、地方自治体を中心に200ヶ所以上で使って頂きました。いつも本当にありがとうございます。災害や緊急事態時におけるプライベート空間の重要性は日に日に高まっている事を肌で感じています。着替えるための空間に授乳室だけでなく、カウンセラールームなど、視界が遮られていて、音が聞こえづらくなるだけで精神的な安心感があります。
さて、カカポのTypeHは宣伝こそしっかりとできていませんでしたが、口コミが口コミを呼び様々な場所で使用されてきました。理由は大きく分けて
1、組み立てが簡単
基本的に組み立てはとても簡単です。ジョイントに紙管をさして、段ボールをはめるだけです。高い場所を除けば誰でも作れます。何より作るのはとても楽しい!!
2、形の変更が可能
場所によっては形を変えたいニーズがあり、その場合はジョイントの挿す方向を変えるだけで形を変える事ができます。高さがいらないから幅が欲しい、屋根はいらないから大きくしたいなど、ニーズによる形の変化も、簡易的なシステムのおかげですぐに可能です。
3、環境負荷が低い
段ボールに紙管など、環境負荷が軽いが、丈夫に使える材料を選定して使っています。
4、スフィア基準に則った大きさ
スフィア基準に則った大きさのため、地方自治体などで1人に与えられる大きさとしては十分な大きさになっています。
避難所のプライベート空間の問題は非常に大きく、特に精神的な部分に大きく影響します。カカポがその一助になればとても嬉しく思います。
Type Hのご紹介でした。