カカポル用語の基礎知識
第2回 「ヒューマンスケールとカカポ part2」

2019.05.25cacapo編集部
カカポル用語の基礎知識 第2回「ヒューマンスケールとカカポ part2」

「the average basketball player is 6 ft 7in tall」
日本語に訳すと
「バスケットボール選手の平均身長は200.4cmです。」

いや、身長でかいな!
と思うより先に気がついて欲しい。
身長の表記がメートル法ではないことに。

今年はバスケのWカップがあるのでアメリカの身長の表記くらい覚えておかないと。

連載企画の第2回の今回は「フィート」、ローマ字表記だと「feet(foot)」。
アメリカで一般的となっている単位のひとつだ。日本ではなかなか聞きなれない。
だからNBAの実況が身長の話をした時に咄嗟に変換できない。
これでは困る。バスケにおいてコンマ何秒の判断が遅れるのは失点を意味する。

「feet」をメートル法で表現すると 1 feet = 304.8 mm。

いや、キツイな。
細かいな。スッキリしないな。判断遅れるな。
そもそも、なんでこの単位使ってんだよ(軽い憤り)

ああ、日本と同じヒューマンスケールで表現されてるのか。
ヒューマンスケールについては第1回より
( https://cacapo.jp/cacapo/902/ )

そうか。footの複数形でfeetなのか。足なのか。
日本の尺は手の大きさを基準としてたから、数字は似てるけど考え方は結構違いそうだな。

・・・

思いついてしまった。
フィートの中にはアメリカのバスケの強さの秘密があるに違いない!
これでWカップでも負けない。覚悟しておけアメリカ。

足が由来・・・
いや、1ft=30cmってデカすぎる。そんなわけない。
まー靴を履いた場合の長さとかそんな感じなのだろう。

どれどれ、NBA選手の足のサイズは
・マイケル・ジョーダン(バスケの神様)は310mm
・コービー・ブライアント(ゲームの支配者)は320mm
・レブロン・ジェームズ(キングと呼ばれる男)は340mm
・ケビン・デュラント(ミスター天才)は360mm
・シャキール・オニール(初めて見た衝撃は忘れられない)は410mm

・・・
もう人かどうか疑った方が良いのかもしれない。。。

足の大きさを尺度として距離を測る方法は紀元前から使用されていた記録が残っているとある。
そもそも足のサイズで長さを表現するやつなんて意味がわからん!
普通は長さを測る時は手だろ!もの作るときにわざわざ足を使って作ってたら遅すぎて作業にならん!!文化違いすぎるわ!!!

「デハ、アナタハ コートの大きさを測る時に手を使って測るのデスカ?」
当たり前だろ!日本は手の文化なんだよ!こうやってな、手を使って、、、、、
ちょっと腰が・・・

「ダカラ、言ったのデス。距離を測る時は足の方が楽なのデス」
・・・それは認めよう。でもお前誰だよ!

ふー熱くなってしまった。
つまり、これを作るときは「尺」で

これを作る時は「feet」の方が便利ってことだな。

みんな違ってみんな良い。
「俺に勝てるのは俺だけだ。」by アレン・アイバーソン
うし、ちょっと身体動かしてくる。

cacapo編集部
「家の中の家 カカポ」の企画部による、空間を遊ぶウェブマガジン「CACAPO」の編集部。少人数精鋭。ダンボールと紙管の山に囲まれて日々仕事に励む。年齢はフットワークで決まるがモットー(なのか?)。