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団扇パタパタ。ほーほーもう8月も半ば過ぎですか。光陰矢の如し。
グズグズしている間に時はドンドン過ぎていきます。
このパタパタ、グズグズ、ドンドンは擬音語、擬態語、オノマトペ、などと言って、私たちは大好きですが、「オノマトペ」ってのはフランス語なんですね。
日本語化したフランス語って、プチとかポシェットとか、クレープとかエクレアとか、ビストロとかパティシエとか、かわいかったり美味しそうだったりするもの多いなあと思うけど、サボるの語源サボタージュとか、アバンギャルドとか、クーデター(coup d’Etat )とか意外に硬派な言葉もあります。
てなわけでフランスのアヴィニョン(これもかわいい響き♡)へ行ったよの続き。
国際列車タリス。ベルギーのブリュッセルを経由して行きます。
デュッセルドルフからパリの北駅までは、タリスという国際列車で約4時間。
国際列車と言ってもユーロ内なので、出入国審査は普通はないんですが、
今回は、他の国からフランスに入国する場合、コロナの陰性証明のチェックが必要でした。
(どこの国か入るか、また時期によって、条件はいろいろです。あくまでも2021年7月はじめのドイツからフランスへの入国の場合になります。)
電車を降りてホームの途中に改札のようなものができていて、パスポートと陰性証明を見せて通ります。
パリ北駅
無事入国して、パリ北駅からメトロで移動して、パリのリヨン駅まで約10分。
リヨン駅からTGVというフランスの新幹線みたいな特急列車に乗って3時間弱、南仏アヴィニョン へ。
そしてついに、アヴィニョン中央駅に着いたー!
駅はパリ北駅と大差ない?まあね、どこも石造りでどっしり。
でも、時計を見て! 8時50分ですが、これは午後…夜なんです。
この時期は一番日が長い頃で、夜10時くらいまで明るい。
中央駅からすぐの、アヴィニョンの城壁の中に歩いて入ります。
アヴィニョン市内は中世にできた城壁で囲まれていて、忘れてたけど中心部の歴史地区や橋(踊るやつ)は世界遺産だったわ。。。
それでこの写真、お気づきかもしれないけど、この辺りから、なんかポスター多くね?
と思ったら…
ややっこれは!
この写真の建物は、中央にBNP PARIBASという文字があるので、証券会社かメガバンクか。その塀がこんなことに。
そのほか、歩いていくと次々に現れる――
ポスターの嵐!!!!
うわあうわあと騒ぎながら、ひとしきりシャッターを切ったところで、そろそろ日も暮れかけます。
Airbnbで予約したアパートの鍵をもらいに、中心部のレストランへ。
そこでマリー(仮名)を訪ねてくれとのことだったので聞いてみると、
「マリーなら、そこでテーブル拭いてる子だよ。」って、バリバリ勤務中なのね。
テーブルの間を蝶のように舞うマリーに声をかけると、
「あごめん、ちょっと待っててくれる?すぐ案内するから。1分ね!」。
それからレストラン前でスーツケース持ったまま、ぼーっと待つこと20分。
やっと案内してもらったすぐ裏のアパートは、リビングと寝室とキッチンのある、そこそこ広いスタジオでした。南仏でもホテルだとこんな広さは無理だから、迷ったけどアパートにして正解だったかな。
というところで、次回はいよいよ演劇祭に突入!です。
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2021-07-17 | 空間をめぐるクロストーク
アヴィニョンの空の下
〜演劇祭に行くよ〜