ワタリウム美術館にて開催中の「TADANOBU ASANO 3634 浅野忠信展」で、
カカポ-cacapo-が、展示スペースの一部として使われています!
浅野忠信さんは、ご存知のように映画やテレビで活躍されている俳優さんですが、
絵を描く人としても、一部では有名でした。
今まで描いたドローイングの数は3634枚!今回はそのうち約700点を展示しています。
カカポは3Fの展示室の中に設置されていますが、今回は、設置の時のことを。
設置の作業日の前日、前の展示の一部が残る中で、仮組をしてプランの最後の確認を行いました。
いつも張り詰めた空気の漂うワタリウム美術館ですが、展示と展示の間のこの期間は、
さまざまな人が行き交い、ごった返していました。
並べた資材を前に、段取りを確認。
紙管とジョイントで骨組みを組みます。
最終チェックを終えても悩みは尽きません。このヒリヒリする瞬間が、ものを作る時の醍醐味でもあります。
翌日から設営に入ります。
まずは仮組と同じように骨組みを組み、一部を固定し、板を取り付けています。(骨組みの写真を取り忘れる失態。。)
さらに、絵を展示するため、中に木枠を組んでいきます。
この頃になると他の設置も進み、美術館は浅野忠信さんの空気になっていきます。
この空気を味わえるのは、設置の時だけの特権です。
そしてついに完成です!!
中を歩いてみたくなります!
今回のような企画は難題が多いのですが、とても楽しいです。
新しいカカポの使い方を随所で試しました。
このような機会を与えてくださった関係者の皆様に、心より感謝致します。
会期は2019年3月31日まで。月曜日は休館です。
カカポもご覧いただきたいのですが、とにかく浅野さんのドローイングが素晴らしいです!!
すごい量ですが、1枚ずつ時間をかけてじっくり見たい絵ばかりで、圧倒されます。
まず青山へ!ワタリウム美術館へ!
次回はコンセプトなどについて書きたいと思います。
今日はここまで。