浅野忠信展 at ワタリウム美術館

2018.12.15cacapo編集部

ワタリウム美術館にて開催中の「TADANOBU ASANO 3634 浅野忠信展」で、
カカポ-cacapo-が、展示スペースの一部として使われています!

浅野忠信さんは、ご存知のように映画やテレビで活躍されている俳優さんですが、
絵を描く人としても、一部では有名でした。
今まで描いたドローイングの数は3634枚!今回はそのうち約700点を展示しています。

カカポは3Fの展示室の中に設置されていますが、今回は、設置の時のことを。

設置の作業日の前日、前の展示の一部が残る中で、仮組をしてプランの最後の確認を行いました。
いつも張り詰めた空気の漂うワタリウム美術館ですが、展示と展示の間のこの期間は、
さまざまな人が行き交い、ごった返していました。


並べた資材を前に、段取りを確認。


紙管とジョイントで骨組みを組みます。


最終チェックを終えても悩みは尽きません。このヒリヒリする瞬間が、ものを作る時の醍醐味でもあります。

翌日から設営に入ります。
まずは仮組と同じように骨組みを組み、一部を固定し、板を取り付けています。(骨組みの写真を取り忘れる失態。。)


さらに、絵を展示するため、中に木枠を組んでいきます。
この頃になると他の設置も進み、美術館は浅野忠信さんの空気になっていきます。
この空気を味わえるのは、設置の時だけの特権です。

そしてついに完成です!!
中を歩いてみたくなります!



今回のような企画は難題が多いのですが、とても楽しいです。
新しいカカポの使い方を随所で試しました。
このような機会を与えてくださった関係者の皆様に、心より感謝致します。

会期は2019年3月31日まで。月曜日は休館です。

カカポもご覧いただきたいのですが、とにかく浅野さんのドローイングが素晴らしいです!!
すごい量ですが、1枚ずつ時間をかけてじっくり見たい絵ばかりで、圧倒されます。
まず青山へ!ワタリウム美術館へ!



次回はコンセプトなどについて書きたいと思います。

今日はここまで。

cacapo編集部
「家の中の家 カカポ」の企画部による、空間を遊ぶウェブマガジン「CACAPO」の編集部。少人数精鋭。ダンボールと紙管の山に囲まれて日々仕事に励む。年齢はフットワークで決まるがモットー(なのか?)。