私は現在、ドイツのデュッセルドルフという街にいるのですが、元気ではありません。。。
このコロナ禍の影響で、まちなかのレストランが全て閉まってしまって…当たり前ですが自炊をするしかご飯を食べる術がなくなり…毎日なるべく簡単かつ美味しいものを作って食べようとがんばっているのですが…いやはや難しい…
自分の食への欲求がこんなに強く、かつ要求レベルが高い(のに、自分の腕前が追いついていない)という事を、初めて知りました。とほほ。
という状況なので今回は、
そんな大事な大事なレストランの方達に向けて、カカポを使った対策を考えてみました!
カカポで作る、レストランでのコロナ対策とは?!
考え方は非常にシンプルで、飛沫を防ぐために、お客様1組ごとに家(部屋)を作るというものです。
Social distancingと言われますが、お客様同士の距離を開けるのではなく、お客様の周りに壁を作るという解釈で、お店の座席数を確保します。
具体的には、大きく分けて2つのタイプをご紹介します。
1. ファミリータイプ
2. カウンタータイプ
[ ファミリータイプ ]
2~4人席で使うタイプのもの。
今回の想定はファミリーレストランに置いてあるソファーのような席のイメージ。
入り口には扉をつけました。使用したカカポのパーツは、紙管が56本、5本足ジョイントが36個、蝶番ジョイントが6個です。家族でも少しゆとりを持って移動できるくらいの空間があります。
[ カウンタータイプ ]
カウンター席に置き使用するタイプのもの。
上部に少し角度をつけて圧迫感をなくしています。
こちらもひとつの個室ごとに扉がついています。個室ひとつあたり、カカポのパーツは、紙管が19本、5本足ジョイントが17個、蝶番ジョイントが7個を使用しています。個室の幅は90cmあるので、普通に食べる場合は、壁にはあたりませんが、椅子は回転するタイプでないと、中で向きを変えるのが難しいかもしれません。
この2つのタイプは、あくまでもサンプルです。
お店の状況や広さによって、ふさわしい形がきっとあります!
カカポは、部材が揃っていれば、組み立て自体は、短時間で工具もなくできて、かつ、ある程度の大きさのものを整然と並べることができます。
また、必要のない時には解体して保管できる、数を減らしたり増やしたり、形を変えたり、ということも自由にできるというフレキシブルさも魅力です。
日本やドイツ、その他の国で条件や状況が違うとは思うのですが、お店をすぐにでも再開したい!感染予防対策を完璧にしたい!という方は、
●上記の部材数を目安に、「パーツのページ」でご検討いただく
または
●「お問い合わせフォーム」から、形状や本数などをご相談いただく
ことをオススメします。
でも大事なのはここからです!!
今回は骨組みのご紹介ですが、
肝心の壁の部分がないと感染予防にはならない!
そこで次回は、壁の部分に何をどのように貼っていくか、というご提案をしたいと思います!