文部科学省エントランスにカカポが登場!

2021.11.15cacapo編集部
文部科学省エントランスにカカポが登場!
文部科学省の新庁舎のエントランスに、カカポが登場しましたー!!!

東京海洋大学さんの、《文部科学省における大学・研究機関等との共同企画広報》としての展示のための、ブースで設置されたものです。

東京海洋大学さんの今回のテーマは、「東京海洋大学とSDGs 誰一人取り残さない。海からの声」。
国内唯一の海洋系総合大学である東京海洋大学さんの教育・研究活動の中から、SDGs(持続可能な開発目標)の目標14 番「海の豊かさを守ろう」を中心に、SDGs との関りが深い取り組みの一部が紹介されています。

この展示は「SDGs をテーマとするため、展示の際にも発泡スチロールパネル等の展示物は極力使用せず、什器も含め再利用可能な資材を使用する」というコンセプトのもと、展示什器としてカカポが採用されました。

ブースは、全体的には家のイメージを作り、水面の高さを設定して、遠景には船、近景には暮らしがあり、すべての人がひとつの家(地球)に暮らしている、ということを表現しています。

また、カカポの特徴である、

・何度でも繰り返して解体と組み立てをすることができ、家の中やパブリックな場所に、必要なスペースを作り出すことができること
・災害時の避難所などで、プライベートスペースを確保するためにも利用されていること
・組み立てを体験することで、STEAM教育のベースとなる「A」=ArtやArchitectureにも繋がる、建築的な考え方を学ぶこともできること

なども評価していただきました。

展示のご紹介を少し。

この左側の船は、排気ガスや二酸化炭素を出さない「電池推進船らいちょうⅠ」の模型です。映像でも見ることができますが、本物そっくり!

右側のネットは、定置網からウミガメだけを脱出させる「ウミガメ脱出装置」。

手前の重そうな機器は、洋上風力発電設備を設置する時に、効率的な掘削を行う「引き上げ式抵抗測定装置」だそう。

ふむふむ。知らないことがいっぱい!

東京海洋大学さんには、客員准教授としてさかなクンがいらっしゃることでも有名ですね。

展示は約1ヶ月間。
文科省に行く機会があったら、エントランスにちょっと寄ってみてくださいねー
一般の方が普通に入れる「情報ひろば」もあって、楽しいですよ!


展示期間:令和3年11月12日(金)~12月20日(月)
開館時間:平日 10時00分~18時00分
     (入館時間は17時30分まで 土・日・祝日は休館)
展示会場:文部科学省新庁舎(東館)2階 エントランス(玄関右側) 
※入場無料   (東京都千代田区霞が関3-2-2)
cacapo編集部
「家の中の家 カカポ」の企画部による、空間を遊ぶウェブマガジン「CACAPO」の編集部。少人数精鋭。ダンボールと紙管の山に囲まれて日々仕事に励む。年齢はフットワークで決まるがモットー(なのか?)。