カカポでやってみた 第5回
〜可変する仕事場〜

2019.03.01cacapo編集部
カカポでやってみた 第5回 〜可変する仕事場〜

現代のサッカーは、柔軟性が求められる。
あらゆる戦術があり、それに合わせて選手を配置する。
攻撃の時と、守りの時でフォーメーションが変化することもよくある。

それは私たちの仕事場でも同じだ。
事務所のサイズのわりに物が多く、何かするときは常に工夫が求められる。


今日は、会議の時の机と、普段1人で使う時の机を作る。
しかし、2つを置くスペースはない。
では、1つの机を変化させながら使うことはできないだろうか。


あ、できる。

頭の中でシミュレーションしてすぐに作り始めた。


1人用の机はすぐできた。


シンプルで、サイズもちょうど良くて快適。
しかし、私にはミッションがもう1つあった。


現代サッカーで良くある可変フォーメーションだが、ボールを奪った後、両サイドバックが高い位置を取り、その穴を補うために、センターバックが少し開く。真ん中にできたスペースを中盤の選手が降りてきて埋める。後ろに重きを置いたフォーメーションから、両サイドを広く使う攻撃的なフォーメーションへと変化させる。


私が作った机が攻撃的かどうかはさておき、サイドを開かせることにより、
机は広く感じ、複数人が座れるようになった。

サッカーは人生の教科書だ。

我々の試行錯誤はつづく。

cacapo編集部
「家の中の家 カカポ」の企画部による、空間を遊ぶウェブマガジン「CACAPO」の編集部。少人数精鋭。ダンボールと紙管の山に囲まれて日々仕事に励む。年齢はフットワークで決まるがモットー(なのか?)。