ウォーリーを探せ。
一枚の大きなイラストの中に無数の人が描かれており、その中からウォーリーという人物を探す本である。幼少期よく友人と、どっちが早く見つけられるか競争したものだ。
東京都の某所にある我々の事務所では、日々カカポの可能性を追求している。
しかしその代償として、大量の試作品や、イラスト、メモ、参考資料などが散乱している。
そんな事務所で、一枚の資料や、本などを探すのは、イラストの中のウォーリーを探す行為と同じである。
そんな楽しくないウォーリー探しを止めるために、本などを机の上に立てようと考えた。
簡単だった。紙管に切れ目を入れ、そこに差し込めば立つじゃないか。
完成して、早速チラシや、読みかけの本、携帯電話など差し込んでみた。
しかも、携帯電話で音楽を鳴らせば簡易スピーカにもなる。
また一つ、事務所がカカポで快適になった。
これからもカカポの試行錯誤はつづく。