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いや~暑いですね…この時期でこんなに暑いと8月は地球ごと燃えちゃうんじゃないかと思ってしまうくらいの気温ですね。
まだこんなに暑くなる前(5月中旬)青森県に行ってきました。
仕事だったのですが、「俺たちはゴールデンウィーク頑張った!」と主張をしたことにより、観光する権利を得ました。
今回はそんな青森観光で私が印象に残ったところについて書きたいと思います。
それは「十和田市現代美術館」です。
建築に興味のある方々からすれば、「何を今更」と呟いているところだろうと思いますが、建築素人の私からしたらかなり感動的だったのでどうかご容赦下さい。
まず、驚いたのが大きすぎる窓です。
巨大な立方体の一面が全てガラス張りの窓で構成されていて、一瞬内と外の概念が交錯しそうになりました。
建物は大小様々な形のボックスが点在していて、それをクネクネとした通路が繋ぐものでした。
そのボックスと通路でできた建物と、建物がない下手したらデットスペースにも見えてしまう “空間” が美しくデザインされていて、「物があるところと、ないところ」がお互いを美しく見せ合ってる、版画のような建築だなと感じました。
中に入ると、真っ白で無機質な空間が広がっていました。
肝心の展示はというと、
見応え抜群!!
見るだけでなく、体験型の物も多く作品の一部になったような感覚になれました。
作者が何を伝えたいのか、という難しいことは考える必要のないくらい見ただけで圧倒されるものばかりでした。
展示を見終わり、ミュージアムショップ兼カフェのような場所で座って初めて気がついたことがありました。
「柱なくない?」
ボックスが点在していると普通に書いていましたが、おそらく全てのボックスの中に柱はありませんでした。
これだけの大きさのボックスを面で構成?
いやいや…無理でしょ…
どのように作ったかは不明でしたが、とにかく柱のない空間は綺麗でした。
外に出て、目の前の公園ではしゃいでから美術館を後にしました。
最高のリフレッシュになりました。
また行きたいな青森。