家の中の家 カカポの話②

2020.11.20渡辺羅須
家の中の家 カカポの話②
家の中の家とか、変化が豊かさとか、分かったけど、実際のところ家の中に家を置く感覚が分からない、という方の為に今回は実際に物の写真を見てもらいましょう。
まずはtype1。

やはり子ども部屋として使われる事が多い印象です。幼稚園などでワークショップをする方もいらっしゃいます。
多くの方から以下のクレームがきます。
「壁がとても取れやすい。」

そうなんです。申し訳ありませんとしか言いようがないのですが、壁はとても取れやすくなっています。これは子どもが遊ぶ上で壁が取れない方がケガにつながりやすいと考え、安全対策としてこのような方法を取っています。お客さんによっては壁紙やガンタッカーなどを使い完全に壁とする人もいます。その辺りはご家庭の判断にお任せしております。
作り方の詳細はこちらから。
https://www.youtube.com/watch?v=Ajc-KaS-FwI


Type1を後ろに少し伸ばしたものがtype2。この大きさになると一般的な机と椅子が入るようになります。仕事、勉強、読書、製作関係など、家の中だけど集中したい時にこちらはとてもオススメ!家は天井が高ければ高い方が良いという訳ではなく、低いところでは集中できたり、落ち着いたりと様々な効果が期待できます。全集中、小屋の呼吸!(1話も見た事ない)


type2をさらに横に拡張したものがtype3。将棋の研究ができたり(例えがわかりづらい。。。)、2〜4人でのお茶会ができるくらいの広さ。千利休が茶室を作って皆と仲良くなったように、人間関係を作りたい時は物理的な距離感を詰めるというのも大事かもしれません。コロナが収まったら仲良くなりたい人と小屋の中でお茶会がしたい今日この頃です。


色んな家を紹介しましたが、いかがだったでしょうか?まずは購入してみて、家の中に家がある暮らしを楽しんでみませんか?オリジナルの家を作りたい方などは、ぜひバラ売りのパーツをご自身で購入してみてください。

今日はここまで。

渡辺羅須
1993年、東京都生まれ。好きな食べ物は納豆。好きな動物は猫。スポーツは大体好き。小学校~高校まではバスケをしてた。マイブームは建築。口内炎ができやすいのが悩み。