建築あそびワークショップは大にぎわい!! 〜前編〜

2021.03.27cacapo編集部
建築あそびワークショップは大にぎわい!! 〜前編〜
道を歩くと、あちらこちらからいいにおいが…東京は桜も満開!春爛漫!!

そんなウキウキの季節、東京のど真ん中、ここ神保町には、大通りから脇道まで、新刊本から古本まで、希少な古書から映画チラシまで、さまざまな本屋さんが、ずらりと並んでいます。
このまちの大通りに面して、子どもの本の専門店、ブックハウスカフェがあります。

お店の中に入ると…高い天井には天井画、真ん中にカフェがどーん。
まわりには本棚がずらずらずどどん。
なんと1万冊以上の本がある!!
奥にはギャラリーがふたつあって、大きい方はガリバー、小さい方はこまどり。
ガリバーにはカフェスペースや授乳室もあってゆったり。
いるだけで楽しい空間です。

そして2階には、「ひふみ座」というすてきなスペースがあります。
ここで、3月6日に建築ワークショップ「建築あそびをはじめよう!」を行いました!

参加してくれたのは各回10組の親子。
年齢も3歳から12歳まで幅広く。
1日で2回行いましたが、どちらの回も満員御礼でした。感謝感謝!

え?満員のわりにスペース空いてない?って思いました?
時節柄、密にならないように余裕を持った募集人数ということもありますが、
ワークショップの最後には、このスキスキスペースがどういうことになるか?!
楽しみにしてね!

始まりました!
まずは建築のレクチャーから。
建築ってなんだろう。みんなで考えます。


ふむふむ。
そしていよいよ実際に組み立てます。

ファシリテーター「この四角い筒、これを紙管と言います。
この緑のもの、これをジョイントと言います。
これを合わせていろんな形を作ります。では作っていきましょう!」

「まず好きな筒を4つ選んでください。
同じ長さでも良いし、違う長さでも良いです。
次にジョイントを4つ選んでください。
それらを全部つなげてください。
どんな形になってもいいので、選んだものを全部つないでみてください!」


子どもたちはいそいそとつなぎ始めます。いろんな形ができています。
他の人のものを参考にしたり、一緒に考えたり。
そしてできたものを、隣の人と合わせて大きくします。
それに他の部材を足していきます。

「今日はここからが本番です。
今作ったものを使って、自分の身長よりも高いものを作ってください!」

「グラグラしているものはダメです。
グラグラしない形で自分の身長よりも大きいものを作ってくださいねー」

「その時のヒントです。
四角にすると確かにグラグラしないのですが、他にもグラグラしない方法があります。
ここに三角、四角、六角があります。それぞれうごくジョイントを使って組みました。
これに力を加えると…三角になります。
実はほとんどすべての建築に、三角が使われています」



「なのでグラグラすると思ったら三角を意識して使ってみましょう。
どんな風に三角を使うかは、考えてみてくださいね!」

さてさてこの後どうなるんでしょうか?!
後編を待て!

cacapo編集部
「家の中の家 カカポ」の企画部による、空間を遊ぶウェブマガジン「CACAPO」の編集部。少人数精鋭。ダンボールと紙管の山に囲まれて日々仕事に励む。年齢はフットワークで決まるがモットー(なのか?)。